短い言葉まとめ

(グルジェフがよく弟子に言っていた言葉)
人間を構成するすべての部分が、それぞれの部分に適した方法によってのみ、啓発されなければならない。さもないと発達は一方へ傾き、先へ進めない。

神と微生物は同じ構造で、ただ1つの違いは中枢部(センター)の数にある。

我々の発達は蝶(ちょう)の発達に似ている。蝶の卵が死に幼虫になるように、我々が生まれる。それは長い過程であるが、蝶は1日か2日だけしか生きない。だが宇宙の目的は成就する。
人間についても同じであり、我々は自己の緩衝装置(バッファー)を壊さなければならない。子供はそういったものを1つも持たない。幼子のようにならなければならない。

我々は何かを学ぶ時、自分の思考に従って聞くから、新しい思考を聞くことができない。

断片的に与えられるこの教えは全部つなぎ合わされなければならず、観察と行動が教えに結びつかなければならない。糊(のり)がないと何もはりつかない。
            
我々のすべての感情は「高次の何か」の痕跡器官である。例えば、不安は未来を見通す透視器官、怒りは真の力の器官である。
                      
空気の退化部分を同化できる秘訣は、あなたの本当の意味、そして、あなたの周囲の人々の本当の意味を悟るように努めることである。
隣人を見つめ、その人の本当の意味を知り、その人がやがて死ぬということを実感すると、あなたの中にその人への憐憫と慈悲がわき起こり、ついにはその人を愛するようになる。

他人を助ければ、あなたも助けられる。あるいは明日、あるいは百年の後に、ともかく助けられる。自然は負債を全部支払わなければならない。それは数学的法則である。すべての生命は数学である。

我々は過去をふり返り、人生の困難な時期だけを思い出し、平和な時期は少しも思い出さない。後者は睡眠である。前者は奮闘であり、それゆえに人生である。

私は二百ばかりの宗教を研究したが、これらを分類すると、たった4つの道しかないと言えよう。